溶剤回収装置 Hi-TAMAKI™
廃液中の溶剤を残らず回収可能な溶剤回収装置
廃液の溶剤回収で回収率を上げたいと思っていませんか?
200℃を超える高沸点溶剤の溶剤回収を諦めていませんか?
そのようなご要望に対応するため、溶剤の回収率が高い、熱媒体油加熱が可能な溶剤回収装置を開発しました。
技術提携先:㈱西村鐵工所
200℃を超える高沸点溶剤の溶剤回収を諦めていませんか?
そのようなご要望に対応するため、溶剤の回収率が高い、熱媒体油加熱が可能な溶剤回収装置を開発しました。
技術提携先:㈱西村鐵工所
Hi-TAMAKI™の概要
- 廃水処理やプロセスの乾燥工程で多くの納入実績があるCDドライヤーで、廃液中の有機溶剤と不揮発分(固形物)を分離し、回収する装置
- 綜研テクニックスで培った有機溶剤系プラントや装置のノウハウ(安全対策を含む)をCDドライヤーに付加
- 綜研テクニックスの熱媒技術をCDドライヤーに融合させ250℃の高温領域での加熱が可能
主要部(CDドライヤー)とHi-TAMAKI™のフロー
主要部(CDドライヤー)の構造
主要部(CDドライヤー)内の流れ
- 原液タンク内の原液は供給ポンプにより循環槽へ供給されます。
- 循環槽の原液は循環ポンプによりフィードパイプを介してディスク面に塗布されます。
- ディスク付着した原液はディスクの回転とともに乾燥され、溶剤蒸気は上部から排出、ディスク付着の固形物はスクレーバーで搔き落とされます。
Hi-TAMAKI™のフロー
Hi-TAMAKI™の特長・優位性
- 回収溶剤は99%以上の高回収率とすることが可能
- 廃棄処理は廃液中の不揮発分(固形物)のみとすることが可能
- 処理温度200℃程度で溶剤回収が可能
- 処理能力が高いため、設置面積が小さい
- 熱媒体油仕様は圧力容器扱いとならず、海外輸出が容易
- 槽内作業不要(蒸発缶使用時の付着物除去作業の軽減、安全性向上)
- 乾燥プロセス設備としても使用が可能
Hi-TAMAKI™の仕様
型式 | VCD-500 |
---|---|
伝熱面積 | 0.4m2(φ540mmディスク1枚) |
廃液処理量 | ~150L/Hr※ |
加熱温度範囲 | 120~250℃ |
加熱方式 | 熱媒体油、又は蒸気 |
安全対策 | 窒素シール、防爆仕様(ゾーン1対応) |
オプション | 減圧仕様、リモートモニタリングシステム |
※廃液性状(沸点、粘度等)により異なります。 |
オリジナルユニットのお問合せ
綜研テクニックス(株)熱媒・装置営業部
FAX 03-3983-7415